プロのカメラマンに聞く撮影Tips【お香の煙編】
お香の知識

プロのカメラマンに聞く撮影Tips
【お香の煙編】
お香からゆらゆらと立ち上る白い煙。
ちょっとした風向きでいろいろな表情を見せてくれるので、なんだか神秘的ですよね。
いい感じに煙が揺らめいたその瞬間を撮影したい!
白い煙はどうやったらカメラにちゃんと写るの?
煙をうまく撮影する方法をプロカメラマンの臼井美喜夫さんに伺いました!
重要なのは、背景と光(あかり)
有限会社スタジオ・ビーンズ
代表: 臼井 美喜夫様
背景は暗く
煙は基本白く漂うものが多いので、明るい背景だと白い煙が目立ちません。
煙を目立たせるためには、背景をなるべく暗くすることです。
背景が暗くなることでコントラストが付き、煙の白さを目立たせることができます。
煙にライトをあてる
撮影をするうえで一番重要なものは光(あかり)です。
真っ暗な中では何も写りません。
その光がどの方向から煙(被写体)に当たっているのかで煙の目立ち方が違います。
基本的にはお香より奥側(背景側)からの光で、逆光気味に光が入ると煙の白さがアップします。
例として、部屋の中で撮影する場合は窓際が逆光になりやすいためおすすめです。
撮影時の注意点
逆光で撮影をする場合、光がカメラのレンズに反射すると「フレア」という現象が起こり、写真全体が白っぽくなってしまいます。
レンズフードや手などで光が直接レンズに入らないようにして光をカットしましょう。
スタッフが撮影に挑戦しました!
【準備したもの】
デジカメ(普通のコンデジ)
黒の画用紙(背景に使う用)
ライト(煙を斜め後ろから照らす用)
臼井さんに伺った方法でスタッフが初めて撮影した写真がこちらです。
部屋を薄暗くして、右斜め下からライトで煙を照らしました。

白い煙をうまく写すことができました!あとはセンス…
下の写真が臼井さんが撮影したお香の煙の写真です!




