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お香とアロマってどう違うの?

お香の知識

お香専門店・香源はお線香や香炉、香木などのお香関連商品を取り扱っています。

東京・名古屋の実店舗ではお客様からよく「お香とアロマってどう違うの?」というご質問をいただきます。
お香とアロマ、どちらも香りを楽しむという点では同じですが、楽しみ方や使い方に違いはあるのでしょうか?

お香コンシェルジュがそのご質問にお答えいたします!

お香とアロマ、香りと原料の違い

お香の香りと原料

お香の原料は、香木と言われる原料(伽羅、沈香、白檀)を中心に、漢方などで使われる木や木の実、蕾、葉や茎そのものを粉末にして原料として使います。また、アロマで使うような液体香料も使います。

アロマと違う点は、粉末だけの原料で作る時もあれば、粉末と液体を混ぜることもあります。そして、大きな違いは、線香タイプの場合は、火を着けるということです。お香は、煙を伴います。煙を使うことで空気(風)の流れを使い香りをより遠くへ運ぶことが出来ます。

※Through smoke(煙を通して)という言葉は、ヨーロッパでも使われていました。香水や香料をパヒュームperfumeといいますが,その語源はラテン語のper‐fumum(煙を通して,煙によって)と言われ、インセンスがいちばん古い方法であるとも考えられています。

主なお香の原料

伽羅(きゃら)

ジンチョウゲ科アキラリア属・ゴリスチラス属の常緑高木、原産:ベトナム、主な生産地:ベトナム中南部

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沈香(じんこう)

ジンチョウゲ科アキラリア属・ゴリスチラス属の常緑高木、英名:アガーウッド、主な産出地:インドネシア・マレーシア・ベトナム・カンボジア・アッサム地方・海南島

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白檀(びゃくだん)

ビャクダン科半寄生の常緑高木の幹や根の心材、英名:サンダルウッド、主な生産地:インド マイソール・インドネシア等

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桂皮(けいひ)

または肉桂(にっけ・にっき)クスノキ科ニッケイ属の樹皮、英名:シナモン・カシア、主な生産地:中国南部・ベトナム・スリランカ

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丁子(ちょうじ)

フトモモ科チョウジノキの花蕾、英名:クローブ、原産:モルッカ諸島、主な生産地:インドネシア・マレーシア・アフリカ

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大茴香(だいういきよう)

シキミ科(モクレン科)トウシキミの果実、英名:スターアニス、主な生産地:中国南部

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甘松(かんしょう)

オミナエシ科の多年草の根茎、英名:スパイクナード、主な生産地:中国、インド

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木香(もっこう)

キク科の多年生草本・モッコウの主根、原産:インド・カシミール地方、主な生産地:インド・中国南部

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山奈(さんな)

ショウガ科バンウコンの根茎、別名:バンウコン・カチュールスガンディ、主な生産地:中国南部・インド

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鬱金(うこん)

ショウガ科ウコン属鬱金の根茎 秋ウコン、英名:ターメリック、主な生産地:中国南部・インド・台湾

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藿香(かっこう)

シソ科のカワミドリの葉と茎、英名:パチョリ、原産:インド、主な生産地:インドネシア・マレーシア・台湾・中国広東省

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排草香(はいそうこう)

シソ科のカワミドリの根、原産:インド、主な生産地:インドネシア・マレーシア・台湾・中国広東省

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零陵香(れいりょうこう)

サクラ草科の全草、英名:フェヌグリーク、原産:イラン・インド、主な生産地:中国南部・アラビア半島

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乳香(にゅうこう)

カンラン科ボスウェリア属の常緑高木の樹脂、英名:フランキンセンス、主な生産地:アフリカ・中近東

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龍脳(りゅうのう)

フタバガキ科の常緑大高木・龍脳樹の結晶性顆粒、英名:ボルネオール、主な生産地:インドネシア・マレーシア

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安息香(あんそくこう)

エゴノキ科エゴノキ属の常緑樹の樹脂、英名:ベンゾイン、主な生産地:インドネシア・マレーシア・中近東

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麝香(じゃこう)

ジャコウジカの雄の生殖腺の分泌物、英名:ムスク、主な生産地:チベット・中国広東省

麝香オイル ›

竜涎香(りゆうぜんこう)

マッコウクジラの病的結石、英名:アンバーグリス

貝甲(かいこう)

または甲香(こうこう)大型の巻貝アカニシ等のふた、主な生産地:アフリカ東海岸

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椨(たぶ)

クスノキ科タブノキ属の常緑高木・椨の樹皮、主な生産地:南九州・インドネシア・中国・台湾・タイ・インド

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杉の葉

杉線香の主な生産地:日光、九州八女地区、愛知三河山間部

炭(すみ)

クヌギや樫の木のような広葉樹

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アロマの香りと原料

アロマもお香と同様に自然の香料が使われています。花や木などの植物から香りの成分を抽出して、液体香料を主としてオイルなどを使います。

AEAJ(日本アロマ環境協会)の基準では、天然素材から有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質をエッセンシャルオイルと呼びます。いわゆるアロマオイルは合成香料を使っていたりアルコールなどの溶剤で希釈したりしており、人工香料が含まれます。

アロマの元になっているヨーロッパで使っていた原料は、液体の香料で、成分を抽出する方法として、3つあります。1.圧搾法 2.水蒸気蒸留法 3.アブソリュートという方法があります。

19世紀以前の精油の抽出方法は主に【水蒸気蒸留法】と【圧搾法】の二つでした。水蒸気蒸留法は高温の蒸気圧を利用して抽出する方法で、圧搾法は柑橘類の果実の皮に機械で傷をつけて圧力をかけて精油を搾り取る方法です。

柑橘類の果実以外の精油のほとんどは水蒸気蒸留法で抽出されていましたが、この方法は水蒸気を利用するため、水や熱に弱い繊細な香りを持つ花には向きませんでした。

19世紀の初めにベンゼンの溶剤が発見され、1873 年にフランスで【溶剤抽出法】が発明されます。揮発性溶剤とアルコールを使って芳香成分を取り出す 複雑な方法ですが、熱や水によって成分が損なわれることがないため最終的に取り出された芳香成分は「絶対的なもの純粋なもの」を意味するアブソリュート(Abs.)と呼ばれています。高い技術力で取り出されたアブソリュートは精油よりも純度が高く安定しており、香りも格段に繊細で自然の状態に近いものになりました。

グラースという天然香料の世界的産地を持つフランスは香水&香料業界ではリーダー的存在であり、より高い抽出技術を確立することでその地位を維持していこうとしました。また、世界的な合成化学の発展によるもう一つの発明によって、香料産業は大変革を迎えることになるのです。

エッセンシャルオイル…天然香料100%
アロマオイル…合成香料が含まれる

香りの違いについて

香りは軽い順に【トップノート】【ミドルノート】【ベースノート】というもので構成されています。

アロマは液体香料なので、お香よりも低い温度で香りが立ってきますが、一方、お香はその原料に木質分が多く、熱を加えないと本来の香りが出てきません。ベースノートより重いとされる【ボトムノート】が多く含まれています。お香はトップノートだけでは香りが出ないので、箱を開けた時と薫いた時では香りの印象が大きく異なります。

お香は「香木」を原料として香りを作っていて、アロマは植物から香り成分を抽出して液体香料を主に香りを作っています。下図のように最初に広がる香りのトップノート、そして次にトップノートが消える頃に香るミドルノート、そして、最後のベースノートの比率が異なり、お香は、最後に最も重いボトムノートが登場します。それが布などの多孔質の膜に付着することによって残り香が生まれます。


①トップノート:最初に広がる香り〈第一印象〉
②ミドルノート:トップノートが消える頃に香る〈香りの中心〉
③ベースノート:最も遅く広がる香り〈深みと安定感〉
④ボトムノート:ベースノートより重い香り〈火を通さないと出ない香り〉

お香もアロマ感覚で使えます!

お香といえば点火して使うイメージが強いものですが、火を使わない【常温で香るタイプ】や点火せず【温めて香らせるタイプ】もあります。それぞれ様々な用途で使われます。例えば・・・

塗香(ずこう)
直接肌に塗って使う、粉末状のお香。香水に近い感覚

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匂い袋(においぶくろ)
香原料や香木を袋に入れて香りを出します。ポプリやサシェの日本バージョン

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香木(こうぼく)
温めると芳ばしい香りのする木。煙が苦手な方にもおすすめ

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など、この他にもいろいろなお香があります!お香・アロマそれぞれの良さと使い方を知り、より香りを楽しんでください。それでは、これからいろいろなお香の使い方をご説明いたします。

お香とアロマ、それぞれの使い方・楽しみ方

お香の使い方・楽しみ方

お香は【火をつけるタイプ】【温めるタイプ】【常温で香るタイプ】の3つのタイプに大きく分けることができます。

1.火をつけるタイプ

「お香」という言葉でもっともイメージされるタイプでしょう。香りの種類も一番豊富にあります。リビングや玄関などで自宅使いや、旅行先でお気に入りの香りを楽しむなど、どこへでも持ち運べてすぐに使えます。

代表的な形状はスティック型、コーン型、うずまき型の3種類。形状によって香りの広がり方や燃焼時間が違うので、目的や用途に合わせて使い分けることができます。

スティック型

最も一般的な形のお香。太さや長さによって燃焼時間が変わり、他の形状と比べて色や香りの種類がもっと豊富にあります。

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コーン型

円すい状の形のお香。燃焼が進むほど香りが強くなります。短時間で広い空間に香りを広げたい時におすすめです。

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渦巻き型

ぐるぐると渦巻いたお香。燃焼時間が長いのが特徴で、広い部屋でゆっくりと香りを楽しみたい時におすすめです。

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2.温めるタイプ

直接火をつけずに、間接的に熱で温めて香りを広げるお香です。
煙が苦手な方や、煙なくお香そのものの純粋な香りを楽しみたい方におすすめのタイプ。
香炉という陶製の器を使ったりと敷居が少し高そうに感じますが、使い方は意外と簡単で香炉の中に灰を入れ、火をつけた小さな炭を灰の中にうずめてお香を灰の上に置きます。
最近は火も灰も必要ない電子香炉という香炉もあります。じんわりと温められたお香から、香り成分が気化して広がります。

香木(こうぼく)

木自体が香る木です。代表的なものに白檀(びゃくだん)、沈香(じんこう)、伽羅(きゃら)があります。お香の原料にも使われています。

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練香(ねりこう)

粉末にした香原料にははちみつや梅肉などを加え、練って丸めたお香。湿らせたまま使います。平安時代には貴族自ら調合していました。

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印香(いんこう)

粉末にした香原料を型に入れ、固めたもの。干菓子のようなかわいらしい形のものや、香木を模したものなど色々あります。

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3.常温で香るタイプ(火を使わないお香)

常温で香りの立つお香原料を刻み、混ぜ合わせて香りを作ったお香です。バッグや懐に忍ばせて香りをほのかに漂わせたり、衣服や手紙に匂いを移して「移り香」を楽しみます。

匂い袋(においぶくろ)

香原料の入った香り袋。引き出しや靴箱、懐やカバンに忍ばせたり、インテリアとして利用したりと様々な使い方ができます。

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塗香(ずこう)

きめ細やかな粉末状のお香。香水のように肌につけて使います。元々は身を清めたり、邪気払いに使われていました。

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文香(ふみこう)

常温で香る香原料を和紙などに包んだもの。お手紙の封筒や名刺入れなどに忍ばせてほのかな香りを届けます。

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アロマの使い方・楽しみ方

アロマはお香には無い使い方・楽しみ方があります。

芳香浴(ほうこうよく)法

「お香に近い楽しみ方です。花やフルーツ、木の香りがするオイルを拡散させて香りを楽しみます。キャンドル等の熱源でオイルを蒸発させるアロマポットや、超音波で水を振動させてミストを発生させるアロマディフューザー、籐などのスティックを挿して香りを広げるリードディフューザー、ルームスプレー、サシェなど、様々な形態がございます。


アロマポット

アロマディフューザー

その他の楽しみ方

エッセンシャルオイルを入れたお湯に入浴する沐浴法。精油成分を鼻や口から吸引する吸引法。フェイシャルスムースや湿布、トリートメントオイルを体や顔に塗布したりマッサージしたり…と、お香とは違う多種多様な使い方・楽しみ方がございます。

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