一玉一玉丁寧に手彫りされた髑髏のお数珠

古来より、お守りや魔除けとして使われてきた髑髏(どくろ)。

自分自身が怖いモノを身につけることにより、
それを外から見ている魔物が怖がり、魔よけやお守りとして
使われてきました。

中国では、現代でも、家の戸に護符のように飾られているものを見ることが出来ます。

こちらの髑髏彫りの材質は、星月菩提樹を使ってあります。
星月菩提樹は、中国・海南島で採られる菩提樹の実です。

その名の由来は、星月菩提樹の実に無数の黒い斑点と茎の跡として残るただ一つの大きな斑点を、それぞれ夜空の星と月に例えて、ひとつの実をいわば小宇宙に見立てて星月菩提樹と呼ばれるようになりました。

そのため、古くから星月菩提樹の実は宇宙を表し、そして宇宙は仏の世界であると信じられて来ました。

多くの人々がこの玉に何か神秘的 なものを感じて、お数珠の材質として定番になっていったのだと想像出来るわけです。

こちらの星月菩提樹は、職人が一玉一玉丁寧に手彫りをしていて大変、良い彫り物で、手作りならではの温かみのあるお数珠です。

モチーフとしても人気の高い髑髏のお数珠を、ぜひどうぞ。